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2011年6月14日 (火)

命に関わる情報が、取得できない

2011年6月10日 日経パソコン

 被災地の被害状況、ライフラインの復旧状況、

計画停電の予定、大気中の放射線量……。

東日本大震災の発生以降、公共機関や企業のWebサイトで多くの情報が提供された。

いずれも命に関わるほどの重要なものだが、

インターネットに接続しているにもかかわらず、こうした情報を適切に入手できなかった人が少なからず存在した。

原因は、アクセシビリティ(情報へのアクセスのしやすさ)に対する、情報提供者の配慮不足だ。

 代表例が、紙の文書をスキャンした画像データをそのままPDF化している場合。

文字情報が含まれないため、音声読み上げソフトで読み上げられない。

視覚障害などのため音声で情報を得ているユーザーは、内容を把握できない。



●音声読み上げができない

宮城県のWebサイトで公開されている、地震の被害状況。

震災発生当初は紙の文書を画像化したものをPDFファイルとして提供していた。

なお3月27日以降は、テキストデータを含むPDFファイルに変わっている



 文字情報入りのPDFファイルでも、

作成方法の問題により正しく読み上げられないことがある。

「環境放射能の測定結果データで、肝心の観測地点名が読み飛ばされ、

 どこの観測値なのか分からないケースがあった」

(Webアクセシビリティに詳しい、東洋大学経済学部の山田肇教授)



 聴覚障害を持つユーザーも、多くの問題に直面した。

例えば

「ネットの情報でも、問い合わせ先が電話番号だけという事例は多い。

東京電力は、計画停電についての問い合わせ先として電話番号しか公開していなかった。

こちらから要望したところ、FAXの連絡先が用意された」

(全日本難聴者・中途失聴者団体連合会 副理事長の川井節夫氏)。



 「災害はサーチライト」─東洋大学の山田教授がこう語るように、

東日本大震災はWebアクセシビリティに関するさまざまな問題点を浮かび上がらせた。

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