2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
フォト
無料ブログはココログ

« 盲導犬育成に理解を チャリティーカレンダー販売 | トップページ | 点訳ボランティア34年 横山さん(四万十町)厚労相表彰 »

2012年11月 9日 (金)

視覚障害17歳 「アースシェイカー」ドラマー工藤さん熱血指導

2012.11.06 産経新聞
 ■「プロになりたい」 二人三脚の挑戦
 生まれつき視覚に障害のある奈良県宇陀市の男子高校生がドラム演奏の練習に励んでいる。
それを支えるのは、ハードロックバンド「アースシェイカー」のドラマーで同県出身の工藤義弘さん(53)だ。
「プロになりたい」という少年の思いに工藤さんが全力でこたえる。
二人三脚の挑戦が続いている。
 

奈良県立盲学校(同県大和郡山市)の高等部2年、脇本翔太君(17)は、
生まれつき視神経が形成されない影響などで両目に視力がなく、右目は義眼だ。

 音楽に出合うまでは引っ込み思案だった。
友達が遊びに来ても、自転車に乗ったり野球をしたりする遊びにはなかなかついて行けなかった。
母のあき子さん(48)は「質問しても『はい』だけで会話が続かなかった」と振り返る。

 小学5年のころ、バンドを組んでいた担任にドラムをたたかせてもらったことが音楽に出合うきっかけだった。
担任に古いドラムセットを譲ってもらい、自宅で練習に励んだ。
教員とバンドを組んだり、地域へのイベントに参加したりするうちに、自信もついた。

 一方、工藤さんは関西出身の4人組のハードロックバンド「アースシェイカー」のドラマー。
バンドは昭和50~60年代のロック界をリードし、
61年にはミュージシャンにとって憧れの日本武道館(東京)で初公演を果たした。
40代を中心に根強いファンがいる。
一度解散したが、平成11年に再結成され、来年で結成30周年を迎える。

 工藤さんは「奈良の音楽文化を盛り上げて故郷に恩返ししたい」と
昨年から、月1回程度東京から訪れ、音楽教室で出前授業を開いている。
それを知った脇本君が、プロの手ほどきを受けたいと門をたたいた。

 脇本君はテンポが変化しても正確にリズムをとらえる練習で、何度も失敗するなど苦戦。
しかし工藤さんは粘り強く指導し、時には脇本君の背中から抱くようにしてスティックを一緒に握り、
リズムを体全体で教えている。

 練習にはあき子さんも付き添う。
わが子の自宅での練習に生かせるよう、工藤さんが指導する様子をじっと見つめている。
工藤さんもあき子さんが自宅で練習を指導できるよう、その日の練習内容をメモに記している。

 工藤さんは「粗削りだが、17歳からドラムを始めた僕の若い頃と同じ」と将来を期待する。
脇本君は「音楽を始めるようになって世界が広がった」と話し、
「将来の目標はプロ。音楽は友達です」と練習に励んでいる。

« 盲導犬育成に理解を チャリティーカレンダー販売 | トップページ | 点訳ボランティア34年 横山さん(四万十町)厚労相表彰 »

コメント

そうですか、私は筑波大学付属特別視覚支援学校音楽科で打楽器ドラムを教えてます、来てくれないかな、プロの道に一番近いよ!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 盲導犬育成に理解を チャリティーカレンダー販売 | トップページ | 点訳ボランティア34年 横山さん(四万十町)厚労相表彰 »