村上春樹の新作 朗読CD製作 視覚障害者に話題の本を
2013.04.23 北海道新聞 朝刊
札幌市視聴覚障がい者情報センターが、
村上春樹さんの新作小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(文芸春秋)の朗読図書製作に取り組んでいる。
7月中に録音したCDを完成させ、全国の視覚障害者に無料貸し出しを行う予定。
同センターは「早く仕上げて、利用者に楽しんでもらいたい」と作業を急いでいる。
「せっかくなら話題の本を」。
同センターの朗読図書を製作するボランティアグループ「札幌朗読奉仕会」(天野京子会長、124人)の担当者が提案し、製作に動き始めた。
村上さんの新作は3年ぶりの長編小説として12日に発売され、増刷を重ねている。
文芸春秋によると22日時点で、発行部数は100万部を超えた。
同センターは3月中旬、全国各地の点字図書館の蔵書が確認できるインターネットサイト「サピエ図書館」に同小説の朗読図書製作に取り組むことを登録した。
登録で、各地にある点字図書館がどの作品の朗読図書製作に着手しているかが分かる。
作品完成後、視覚障害者は送料無料で借りることができる。
サピエによると、同センターや日本赤十字社北海道支部点字図書センター(札幌)など全国5団体が、
同小説の朗読、点字図書製作に着手している。
奉仕会は22日から録音作業を開始。
2人1組の1チームが同センターの録音室を利用できるのは週に1度2時間だけ。
CDを完成するには3カ月かかるという。
朗読担当の平野恵久子さん(53)はすでに同小説を3回読み、自宅で何度も練習。
「作家の意図がきちんと伝わるよう気を配りながら読みたい」。
同センターの谷村孝子所長は「正確で聞き取りやすい作品を作りたい」と話す。
同センターは1966年から、奉仕会に依頼し計5千冊の朗読図書を製作。
1冊の書物を朗読し、CDやテープに録音する方法で、
出来上がった作品は点字図書館の機能を持つ同センターが蔵書として管理。
全国に200カ所以上ある点字図書館や一般の図書館を通じて貸し出しを行っている。
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