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2013年6月 6日 (木)

障害者の安否確認に奔走

2013.05.30 読売新聞 朝刊
 日本盲導犬協会仙台訓練センター長 金井政紀さん(41、仙台市)

震災時、日本盲導犬協会仙台訓練センターには職員のほか、
盲導犬との訓練のため3人の視覚障害者がいたが、人や犬は全て無事だった。
 

「職員の家族や近所の人が避難してきて、20人ほどが事務所に集まりました。
恥ずかしい話ですが、センターには災害時の備えがなく、
隣のコンビニで分けてもらったカップ麺をすすり、1台の石油ストーブを囲んで夜を明かしました」

翌々日から、約45人の盲導犬ユーザー(使用者)の安否確認のため、職員が自宅に足を運んだ。

 「神奈川や静岡、島根のセンターも電話で協力してくれました。
最後の1人と連絡が取れたのは1週間後。あのときはホッとしましたね。
暖房が使えず、盲導犬を抱いて体を温めた人もいたそうです。
避難所では、盲導犬の受け入れを拒否されたり、文句を言われたりといったことは一切なく、理解の広がりを実感しました」

 「親類の家や仮設住宅に避難したり、慣れた道が通れなくなったり、
ユーザーの生活環境も大きく変わり、改めて訓練が必要な場合もありました。
自分たちの生活だけでも大変だったはずですが、犬を預かってほしいと言う人はいませんでした」

他の視覚障害者も訪ね、食料やラジオ、拡大鏡などの物資を手渡した。
困っていることを聞き取り、センターの風呂を開放、罹災証明の手続きを代行するなどの支援を行った。

 「県からは当初、個人情報の保護を理由に名簿を出してもらえませんでした。
関係団体が持っている名簿を集めたのですが、一部でしかない。
職員は、『目の不自由な人はいませんか?』と書いたプラカードを首から下げ、
300か所を超える避難所を回りました。非常時には、行政も柔軟に対応してほしいです」

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