全盲ランナーの”課題”大企業への転職で環境改善
2015.12.13 日本テレビ
アテネ・パラリンピックのフルマラソン金メダリストである
高橋勇市選手は全盲のマラソンランナーだ。
この競技で欠かせないのが、隣で走る伴走者の存在。
高橋選手は「視覚障害者ランナーにとって伴走者の確保が一番の課題」と話す。
その伴走者の交通費や宿泊費などの実費は、
ほとんどの場合ランナーが負担している。
そんななかで高橋選手は今年、三菱商事に転職した。
月1~2日程度の出社と、会社が決めたスポーツイベントへの参加が条件という
プロ契約に近い環境になり、実戦を見 据えた練習ができるようになったという。
高橋選手は
「大企業に限らず、どんな会社でも障害者をサポートしていってくれたらと思う」と 語った。
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